うちの飼いネコ ヲトが尿結晶になってしまい
しばらくの間 病院でもらった治療用の餌をあげていました
ところが数カ月たっても治りません
水もちゃんと飲んでるのに・・・
(◞‸◟)
原因はその水かもしれない とのこと
実はヲトにペットボトルの水をあげていたのです
ミネラルウォーターは「硬水」
硬水は結晶が出やすいのだそうです
すぐに水道水に替えました
というわけで 今回は水の種類について調べてみました
\(^o^)/
水は硬度によって「硬水」と「軟水」に分けられます
硬度とは 水1リットルあたりのマグネシウムとカルシウムの含有量
その含有量が多い(120mg以上)のが「硬水」
少ない(120mg未満)のが「軟水」
水はその地域の地質や地形によって性質が違ってきます
ヨーロッパは石灰岩が多く 山から海までの傾斜が緩やかなため
雨水がゆっくりとミネラルが豊富な石灰層を通って濾過され
ミネラル成分たっぷりの硬水になります
日本では水の浸透が早い花崗岩が多く
山から海までの傾斜がきつく起伏の激しい地形です
そのため比較的早く 山から海へ流れていくので
ミネラル成分の浸透が少ない軟水になる
アメリカは地域によって違うようです
味は 「硬水」はほのかな苦みが感じられ 「軟水」はなめらかで無味
ペットボトルの水も「軟水」「硬水」いろいろあるので
飲み比べるのも良いですね
(^-^)
料理との相性は様々で
日本料理には 無味無臭で素材の旨味成分を引き出す「軟水」がいいそうです
でも日本では同じ「軟水」でも関西と関東では硬度が違うらしく
関西は硬度が低い「軟水」で
昆布の旨味をしっかり引き出せる昆布だしが発達
関東では硬度が高めの「軟水」で 昆布の旨味が抽出されにくく
かつお節などの魚だしが使われるようになったそうです
「硬水」は肉の臭みを消したり 灰汁を出しやすくするので
洋風の煮込み料理に合うといわれています
水は食文化にも影響しているのですね
(^_-)
赤ちゃんや小さなお子さんには 「軟水」の水をあげたほうがいいそうです
胃腸が未発達なので ミネラルの含有量が多い「硬水」は
身体に負担がかかってしまうため おなかにやさしい「軟水」が望ましいとのこと
粉ミルクを作るときも あらかじめミネラル成分が含まれているので
「硬水」を使うと成分の過剰摂取になってしまうそうです
また「軟水」は髪や肌に優しく 石鹸の泡立ちがいいそうですよ
(●^o^●)
「軟水」と「硬水」
違いはあっても どちらも自然の恵みなのです
大切に 賢く使いたいですね
コメント