まじめに不良

子どものころの話

カメミコが子どものころの話です
小学1年生になるとき 母方のおじいちゃんが 赤いランドセルを送ってくれました

ツルツルピカピカの新しいランドセル\(^o^)/

小さな子どもにとってランドセルを背負ったり
体操着袋(その時は何が入っているか知らなかったけれどかっこよく見えました)を
持った小学生が すごくお兄さんお姉さんに見えたのです

だからランドセルを大事に使いました (^-^)

女の子だから乱暴な使い方はしなかったし

ところが・・・
数年たち 高学年になると友達や周りの子のランドセルは
使い込んで年季が入った感じになっていきました

ふっくらしていたのがペシャンコになり
ランドセルの表面がしわしわになって
いい感じに高学年らしくなっていったのです

が カメミコのはというと 相変わらずふっくら ツルツルピカピカ
(=_=)
1年生のと変わらないのです

カメミコのランドセルはクラリーノ(人工皮革)でした
いえクラリーノが悪いというわけではありません
とてもきれいで汚れない 軽くていいランドセルです

でもその時のカメミコは
高学年としての風格が欲しかったわけです
(◞‸◟)

1年生のようなランドセルが嫌だったので
わざと乱暴にあつかったり
ランドセルの上に乗ってみたりしたのですが
さすがクラリーノ びくともしません (;´・ω・)

結局きれいなランドセルのまま小学校を卒業しました

そして近くの公立中学校に進学

当時 男子は帆布製の白いショルダーバッグ
女子は黒い革製の学生カバンでした

鞄に妙なコンプレックスのあったカメミコが 友人に相談したところ
友人は鞄を薄くすることを提案しました

その案に乗り 鞄を友人に預けたのです

後日 どうやったのか見事に厚みのなくなった
ヤンキーのような薄いカバンが届きました

どう見てもツッパリのような ヤンキー鞄を見て 母親と妹は驚いていましたが
カメミコは大満足 (^^♪

喜んで3年間その何も入らなそうなかばんを使いました

めでたしめでたし

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