はじめての入院とはじめてのサプライズ

片麻痺

カメミコはそれまで 出産以外で入院したことがありませんでした
これが初めての経験 そして大きな病気も

目を覚ましてなんとなく状況が分かった時
ベッドの上でした
広い部屋の向き合った両壁づたいに
ズラッとベッドが並んでいる
その一つに自分がいて 母と夫がベッドの傍にいる・・・
そういう状態でした

自宅で手のしびれを感じ 家にいた夫に伝えに行ったこと
急に全身の力が抜けて倒れこんでしまったこと
夫が呼んでくれた救急車の中で 受け答えしたこと
それらを思い出したのはだいぶ後です—

私がいた部屋は 重病者ばかりだったようで
まもなく一般の病室に移りました
容体が落ち着いたとは言え 頭に霞がかかったようにボーっとしていることと
視界の大部分が 黄色く見えるのがしばらく続きました
そして目を使うと めまいのような感覚があるのがつらかったかな((+_+))

数週間後 本格的なリハビリが始まりました
一日3時間弱 手足と言葉のリハビリをしました
言語障害が少しあったので・・・
言語のほうはだいぶ良くなって 途中からなくなりましたが

そんな入院生活のなか 多くのリハビリ療法士さんと出会い 
色々話をしたり 時には一緒にクロスワードパズルをしました
またその病院では12月になると クリスマス会のイベントがあり
リハビリ師さんたちが各々ダンスをしたり 
合唱をしたりと出し物をします

カメミコの入院中にもちょうどクリスマス会があり
たくさんの患者さんが楽しんでいました
もうクリスマス会が終了というとき
仲良くしてくれていた担当のリハビリ師さんが 
突然マイクで私の名をあげ 
誕生日を祝ってくれたのですヾ(≧▽≦)ノ
(カメミコは12月生まれでした)
そしてリハビリ師さん全員でハッピーバースデーを歌ってくれました
もうカメミコは号泣! (ToT)/~~~
こんなにうれしいサプライズバースデーははじめてです

その夜は リハビリ師さんたちが寄せ書きしたミニ色紙のクリスマスプレゼントを
ベッドに飾って 幸せな気分で眠りました(●^o^●)

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